ぴちかの毒親奮闘記。

毒親の毒に侵されて、自分を傷つけるしかなくなったゴミ以下の女のお話。

私のあだ名は、はずれくじでみそっかす。

3~4年リスカを断っていたけど、数週間くらいまえから自分を傷つけないと不安になるようになってきた。

リスカ痕に自分で歯をたてた。

自分の肉を噛むなんて、すごい不思議な経験だったけど…爪を噛む人の気持ちがわかったかもしれない。

数日前には無意識で腕に爪をたててひっかき傷をつくって、強くつねったのか何なのか分からないけれど青あざがいくつもできてた。

結構あおあざ痛いけど、長期間あとが残るし、その部分を強く押すと痛いから安心ができていい。

でもそれでも足りなくて、昨日今日とカッターで切った。

傷はうんと浅いから、血もじんわりとしかでないし、たぶん母親のいう「お嫁にいけなくなる」ような傷は残らないかもしれないけど。

でもなんだか「切った」という事実と、切れたその傷をみてひどく安堵して、幸せだなってなんとなく思う。

それに昔はしてなかった、カッターの消毒をしてから切るっていうのもしてる。

まだまだ精神的な余裕があるんだなって確認できて安心する。

 

ただ夏がくると面倒になりそう。袖をめくらなきゃいけない。

今でも洗い物をするとき、見えちゃうんじゃないかってヒヤヒヤしてる。

もっと見えない場所につけたらよかったんだけど、ひっかき傷と青あざは無意識のうちにやってたせいで、普通にみえる場所にあって大変。

またお嫁にいけなくなる…なんて言われたくないし、母親にあれこれ言われたくない。

言われたら最後、たぶん今度は自分で自分の命の綱を切りそうな気がする。

 

 

そういえば今日、母親から「お前はほんと、はずれくじ」「みそっかすね」と言われたのを思い出した。

いやな記憶を思い出したせいで、今日は心を落ち着かせるのが難しい。

どうしてそんな言葉を言われたのかはいまいち思い出せないけど、その言葉だけは強く強く残ってる。

冗談だったのか本気なのかしらないけど…

母親にすらそう思われてるのに、いったいどうやって自分自身を愛せばいいんだろうね。

自己肯定が大事だよ!なんて言われたことがあるけど、なかなかに難しい。

幸運なことに、わたしには姉がひとり兄がひとり、弟がひとりいる。

親孝行は3人に任せて、1人くらいは親不孝でも許されないかな。

はずれくじで、みそっかすな私には何が親孝行になるのかよく分からなくなってしまったよ。